2008年7月31日木曜日

青い春を歌い、氷の世界を踊る

そんなこんなで、お泊りを終え、眠気まなこで次の予定に向かった火曜日。
新宿の「みやざき館」で卒論の話合いをしました。
みやざき館。笑
盛況のご様子で。笑
東国晴知事万歳。
日向夏ジュースという、涼しげなネーミングのジュースを頂きましたが
別にうまいもんでもないし、あの量であの値段とはおい知事さんよお(関係ない)いい商売してんじゃねーの、という感想です。
友人が食べたチキン南蛮定食も、意外な見た目で笑、いい商売してました。
「いい商売・みやざき館。」

ちょっとルミネに寄ったんですが、FRAMEWORKのスウェードスカートがお値下げされていて、でもほしかった色が売れていて、、まあね、それでも良かったんだけど
その後にDEUXIEME CLASSEのスウェードスカートを試着してしまったのはまずかったよ・・・
ジャストウエストのラップスカートなんですが、履いたのは殆ど誤算だったよ・・・
かわいい。
ジャストウエストでトップスをインするのが好きな私。
スウェードの質感にも色にも、凝ったデザインにも、それでいて女性らしいフレアーなシルエットにも

目をつむりました。
お値段をみて、理性を働かせよう。


で。
その後、今週の一大イベントである、ミュージカルを!観に!
なんでこんなに興奮しているのか?って?
それは聞かない約束だ☆(気色わるーい)

毎度私を未知のいい世界に連れ込んでくれるお友達に、またいい経験さしてもらいました
久しぶりに、あんな、底のないいい笑顔をしている自分に逢った。

豪雨に雷、電車はとまるはで帰りは大変でしたけど。

うばうとうばわれる



ちゃんと書こう。


ってことで、リハビリがてら、日記です。


月曜はレポートを無理くり仕上げ、友達と食事、お泊りで「ゆれる」を観ました。
ラブコメだの、ホラーだの、色々言ってたんですけど、私の意見が採用され、こんな重いものになってまった。
いいんだ、だって観たかったんだ。
視聴後に、馬鹿っぽいものが観たくなるんじゃないかと「エロリンピック」的一本を借りる寸前まで話が進んだんですが、「寝なさいな」と理性が囁き、またの機会に持ち越しです。

「ゆれる」

以下、私見。

弟が、兄を橋の上で抱きしめるシーンをみて、これは自己愛の話なのかなと思いました。
かと思えば、他己愛(とも違う家族愛)を感じたりもして、
その間でゆらゆらとずっと揺れ続けていました。
その観点で話を見ていたから、ラスト近い、弟と兄の会話に
「ああ。あながちはずれではなかったな」
と思えたのですが、
最後の流れに色々なことがわからなくなりました。
ただ、私なりに、
弟の最後の証言が兄によって(間接的)に誘導されたものであって、そういう意味で
いえ、むしろはじめからさいごまで、
奪われていたのは弟の方なのかもしれないと、
もう全くの自己解釈ですが、思いました。
あのとき弟が激昂したのは、そういうことだったのかもと。(まあね、深読みだってのはよくわかってます)
弟の証言を見つめる兄役の香川照之さんの表情は壮絶でした。何であんな表情できるんだろう・・・

「奪われたのは兄で、奪っていたのは俺のように見えて、その実・・・」
というようなモノローグが最後はいりましたが
奪うではなく、
縛る、縛られる、で考えると、私には理解しやすかったです。
家に、田舎に、縛られて生きているのは兄だけれども、そこから一人逃げ成功を収めた弟が、誰よりも、その事実に縛られているのではないでしょうか。
多分、そんなにはずれてはいない。

しかし、お若い西川監督の手腕と才を感じざるを得ない映画でした。
観やすい、というのか、とても感じ取りやすかった。
背中を見る、だとかの行為ひとつひとつが純粋で端的、惜しみなく時間をそそぐので
色々なものが積み重なって、じわじわと感情につながってゆく。
だからこそ一瞬も見逃せない気がしてやや疲れました。

奪う、と、奪われる。

奪うと、 奪われる。

ゆれるゆれる、

女もゆれる
ホースも
橋も
人もゆれる


橋の上でうずくまるお兄さんの遠景、
全編を通した、影の色、
さいごの笑顔、
美しく切ない作品でした。

2008年7月27日日曜日

雷おちた!

ううう、6月までのペースが嘘のように停滞続きであります。
これが、夏の魔力か。


春に弱く、夏が苦手です。
嫌いなわけじゃないんだ、好きになれないだけで・・・

世間様は夏フェスだというに。・・・・いいなあ。 

ぐったりもいい加減にして、長野旅(食?)日記やら、セールお買い物記やら、つけようと思うのですが、とりあえず目の前のレポートを片付けます。。。。

3日で7つのレポートを書き上げた記録をもってます。




何の関係もないけど画像。

最近ブログに色が無さ過ぎた。

パンは自家製です。毎度異常な量を焼くんですが、
いつの間にか消費している。

2008年7月23日水曜日

信濃の踊り

長野に来て6日目。

当初は1泊2日で帰宅する予定だったんですが・・・

置いていかれました。
父母の後姿(車)を見送る気分はやや複雑だった。

さて、そろそろ帰るかな!

2008年7月17日木曜日

西の踊り

うっかりしているうちにご無沙汰でした。
うっかりしているうちに7月も半ばを過ぎ、連日連夜夏模様です。
「夏模様」っていうとちょっときゅんとくる言葉響きがありますが、そんな美しいもんではないですね。都会の夏は。
我が家では連日連夜クーラーを切ることがありません。

入道雲、濃い緑、田園が広がって、時折強い風が吹く、蝉の声が境内から届く、そんな日本の田舎に旅にでたいものです。

暑いのに滅法弱く、今年も律儀に夏バテ中。
血がじゅわじゅわしたり、重力を体で実感する日々です。

変温動物じみた私は、昔、気温が上がるのに合わせて熱をだしていました。
私の母も大概テキトウで(シリーズ母ブログ)、「今日は暑いから学校はお休み~~」という人でした。
高3にもなると部活という拘束(部活人間だった)もないので好き放題し放題、
私がたまに学校に行くと
「お!今日はいる!はは、確かに涼しいわ」とクラスメイトから言われる始末。
変な話ですが、学校行こうかな~と思って朝起きると、母が「いやあ~~今日、暑い!」と言って阻止してくるんです。
変な話。
「学校とは無駄と我慢を学ぶところなんだよ」と私が教えそうになった。


さて。先週泊まりで大阪にいってきたのですが、
あっちは脳みそが茹だる暑さでした。
道頓堀の、あの煩雑さがまたそれを助長する。
同じ気温・湿度でも、渋谷のスクランブル交差点と、京都の嵐山では体感気温が違うことと思います。

出来のいい「なんじゃタウン」みたいなところで、大阪の有名店の味を端から堪能しましたが
ここはいい!
なんといってもクーラーがとてもいい!!

しかし夏バテによって、食が細りきっていた私には、串揚げはいささか重く
帰りの新幹線ではしっかりと体調を崩していました。
うぐ~~ん、
次の日も体調の悪さはしっかり続いていました。
うぐ~~ん、

2008年7月1日火曜日

記憶が香ばしくあるために

下の記事で「歩粉」さんのことを書きましたが、おんなじ空気を感じるフードクリエイターさんをご紹介しようと思います。

foodmoodさんと、麻こころ茶屋さん

blogが大好きです。読んでいるだけで健やかな気分になれる。

色々、世の中、専門知識を持つ人が集まってできてます。
金融、証券、マスコミ、ファッション、、、、、マーケティングがあって、アナリストがいて、でもどんな人間だって食べることを欠かしたら生きていけないです。
人間として必要なこと。食べるということ。
自分達が口にするものについて深い知識があるのって、すごく健やかなことだなあと思います。
この時期は何がいい、とか、これはこう こしらえよう、とか。
種をまき、水をやり、枯れた葉をむしり、実ができたら収穫し、漬けたり干したり煮たりして、自分の体の一部にする。特別賢い作業です。

私の母は、食にうるさい人で(いや、美的感覚にも社会情勢にも、なんにでもうるさいんですけど・・・
添加物のはいったものや、油分の多いものなどは私達子供に決して食べさせませんでした。
スナックなんて家ででたことがないし、おやつは毎日手作りお菓子だった、
カップヌードルを食べたことも人生に数度、外でしかありません。
体がタフなつくりではなかった私のせいというのもあるかもしれませんが、もともとそういう人なんです。
小学生の頃厳しい食事制限をしたことがあって、
乳製品、肉、油分、卵、砂糖、小麦粉、あとなんだったかな、、、
とにかく子供の好みそうなものは一切口にできなかかった。できたのは魚と、野菜、米くらいです。
辛かったけど、母だからあの長い長い食事制限を超えられたのだろうなあと思います。

今でも、調子が・・・というときは質素な食生活をします。もともと自然食なんだけど笑
体がいちばん素直に受け付けてくれるような感じがします。