2008年8月15日金曜日

ぷくぷく こぽこぽ ゆらり きらきら


ゼミに行ったり
ポニョを観たり
DVDを観たり
お泊りをして、夜中の1時半に晩御飯をしっかり食べたり
ロールケーキを一本食いしたり
していました。


ポニョ!

線と色彩がまるで生命をふきこまれたように踊る、
とびっきり生きた映画でした。
千と千尋の神隠しで最高点まで達した、精緻で緻密なスタジオジブリの「絵」は
いきつくところまでいって、無駄な部分をそぎおとされたというかんじです。
でも、だからこそかな。
「動き」がとびきり目だってダイナミック。

お子さん向けの映画で、実際に子供がそうゆうところを観てるかっていったら違うと思うけど、私なんかは絵と、線と、動きに終始感動しっぱなしでした。

内容だって、とびきりシンプル。
「ハウルの動く城」でめだっていた笑 なーんも説明しないよ。手法が今回も採用され、うふふ、と思う部分はあれど
もう万事良し!と言いたくなるかんじです。(島の人たちの能天気さや順応のはやさだって万事良し!笑)
親が子を、子が親を、となりの人がとなりの人を、女の子が男の子を、男の子が女の子を
好きだと思って、守りたいと思う。
そうゆうシンプルで、一番根幹にあるべき大切なことがひとつある。
日常と非日常が物語には登場しますが、その中で、大切な一個だけはいつも変わりません。
恥ずかしがって、何かでそれを隠そうとしてしまわない姿がすてきでした。


お子さんがそうゆうのを感じ取るかっていったら、難しいけれど、
それを補って余りあるのは絵のワクワク感と、動きのどきどき感、楽しくっておもしろい登場人物の表情です。
だって!すごかったもの!
上映中に子供が笑う、笑う。「きゃあーー」って。
もう、私はそれが面白くって面白くって、隣の席に倒れこんで(誰もいなかった)子供達の様子に笑っていました。
「もー、何なの!どうしたの!」って

名曲といわざるを得ない“あの”うたの歌詞
「足っていいな。

おててはいいな。

おなかがすいた。

あの子が大好き。」

そしてキャッチコピーの「うまれてきてよかった」


シンプルなことが、シンプルな線と色で
生き生きと描かれている、絵本のような映画です。

宗助。たしか、こんなんだったはず。

宗助のお母さんリサは、もろに宮崎さんの描く「女性像」です。

これは研究室のホワイトボードに描いたらくがき。

うちの研究室のボードは誰が発端か、

「ジブリ板」です。

0 件のコメント: