2008年9月7日日曜日

薄青くけぶる刻に

お早うございます。
こちらは朝です、

そちらも朝ですか、
そうですか。

夕食後、カラオケでオール、午前5時半早朝解散です。

徹夜は得意なのですが、人とオールをすると胃がものすごい事態になっちゃう。100%。
慣れっ子なのでもはやどうとも思いませんけど、鈍痛と激痛の連鎖攻撃には、真っ直ぐに立っていられません。
前傾姿勢でのしのし歩くよ。

早朝が好きです。
好きだけども、居心地の悪さを感じる。
これは、生命のにおいが濃いからだと勝手に理由付けています。
人間の吐く息が簡単に塗り替えてしまう、植物や虫や鳥の“吐くにおい”。
動く物がなく、対流も風も無い朝、
空気がそこかしこ(例えば薄青い裏道やつつじの垣根の前)にとどまってぎゅうっと、
縮こまり、あるいは堂々と、
とても濃密なのです。

人間の私はその瞬間確かに異物であり、故に居心地の悪さを感じているというのに、
ふと曲がり角を曲がった瞬間、気まぐれに“濃密さ”は去って行ったりする。
私は拍子抜けしてしまう。

そうゆうところ、
人が油断している隙に、地球が気まぐれに生き生きとしているかんじ、
朝が好きな理由のひとつなのかもしれないです。


熱いシャワーを浴びて、8月号の「旅」を読んでいます。「ノルマンディは、薔薇の村から。」という素晴らしい特集。
胃の不都合を無視すれば文句無い朝と言えます。

朝も、いつだって、花はきれい

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