2008年10月4日土曜日

ナン・センス


あーー、今日の結婚式の打ち合わせは堪らないものがございました。
お花の打ち合わせだったんですけど

コーディネーターのお姉さんの、どうしようもなさといったら(相変わらず)ないです。
こういうお仕事で、己のセンスを磨こうとしない怠惰はどうなんでしょうか、
と思って姉の友人の結婚式の写真を見返したら、皆さん一様に「ザ・結婚式」模様で、
ああ、日本人だな、これでいいんだ
と哀しくなりながらも納得しました。
日本のこの風景、環境のもとで育つと感性が不可思議なものになると思う。


基本と統一感。それがどれだけ大事だと言うのでしょうか?
もういいから、この通りにやって、と言えばほとんどの花が「無い」とくる。
無いんじゃない、努力してないだけでしょうに。あるよ、すぐそこの、青山フラワーマーケットにさ。(苦笑)
彼女らにやらせたら怖いことになるのは確実なので、アレンジメントしないようにわざわざデザインしていたのですけど
「アレンジしたら素敵ですよ」と言ってくるので
「アレンジ、して頂きたくないのよ。」とはっきり言ってしまいました。

私も大人気ないことに終盤ものすごく苛々してしまって、
伝わったのか、お姉ちゃんに旦那さんに謝られてしまいました。「ごめんね、こんなに頑張ってくれたのに」と、
二人はわるくないのに。
哀しいなあ、結局、少しもこちらの希望はだせずに終わりました。
これだけ時間をかけて、絵も、何パターンも描いていったのに
「基本」でないものは良くない、と思っているんだから、こちらはどうしようもないです。
つい「もう何でもいいや、」と言ってしまったのには反省してます。二人に申し訳ないや。

うう、しかしアレンジしてほしくない~・・・・
自然な花のもつ美しさをきちんと殺すその手腕には驚きます。

何より、クラクラくるのはお値段です。
閉口。


ああ、愚痴ブログになってしまいました。
毎日書きたいことはたくさんあるのに、書けない日が続いています。
それなのに、こういうどうでもいい愚痴に時間を使うのは非常に心苦しい。
あう、

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