2008年10月20日月曜日

twilight Zone

バリ写真第二段:
日の出と海












最終日の朝、さいごに海辺で朝焼けをみたい。ということで5時に起きて海にでました。

ホテルから続く石垣を歩き、暗い暗い夜の海へ。
















浜辺にでて驚いたことに、海のずーっと向こうまで潮がひいているのです。 波打ち際がかなり遠い。
まず見たことない不可思議な光景に、夜の海が苦手な私もつい惹きこまれていきました。

「千と千尋の神隠し」で千尋がみたような、海の向こうに街があり、水面の上を電車が走る・・・そんな光景。
潮がひいた海の上を、あかりを点けたトラックが行き交っているのです。




























じきに反対の空から朝陽がのぼり、うっすらと穏やかに、朝が夜を侵食してゆく時間となりました。




















             













白くけぶる海をトラックが走る。どこか浮世離れした光景。


人も走る。


朝の訪れとともに引いていた潮が近づいてくる。人の影も増えてゆく。

月と朝焼け。


バリから見る月は上下から満ち欠けしてゆくようです。



潮のアート

このあとホテルにもどって一時間ほど眠りました。

起きたときには、すでに夢の中の出来事だったような感覚。

遠い遠い、引き潮のような朝でした。

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