2008年10月14日火曜日

私なのですか貴方なのですか

下の記事の日、帰ってきてお風呂にはいって軽く寝て、
荻窪で一人暮らしをしている子のおうちへ。
連続お泊りなのでした。


彼女とふたりナチュラルハイ状態で夜を過ごしていたら、外が青空でした。
こわ、
AM9:30でした。
こわあ、
脳も筋肉も弛緩しきっているのだ。

←弛緩しきっているときに描いていた模様。ピカソ的才能を発揮した私に、
  「3次元」を「3次限」と書いていた友人。 股から矢印がでていて、「風流」の文字が添えられています。
  


そこで慌てて眠りに就き、出掛けようと言っていた14時に起床、
写真美術館で企画開催中の「
液晶絵画 STILL/MOTION」に行ってまいりました。


本当は美術館巡りの日にする計画でしたが、寝坊したので
13日で終了だったこの企画展以外はまた後日です。


で、

すごかったです。
今お勧めしても終了しているのが悔やまれるところですが
ものすごいトリップ空間でした。



時間も私情も介在しない、日常の溝にすとーんと落ちる。
同じものに対し、隣り合う人が違うものを“みて”いる。
ある人にとっては大きな意味をもつものが、またある人にとっては何の価値ももたない。
見つめ続けることで、不意に何かがひらけたかと思えば、次の瞬間既にずぶずぶからめとられている。

足元をぬるい水が流れている。その水には一筋の白い液体が滲み、ゆらゆらと溶けて消えていく様子が見える。(ような感覚にとらわれれる)

←作品を見ていると、なぜかものすごい角度で首を右に傾けてしまう私。
 赤子か、

企画展のコンセプトとしては、
絵と映像の境目を、最新の液晶技術が融解させる、といったかんじでしょうか。
風にそよぐ腐る揺れる目が合う浮かぶ光る変化する。
あ、絵の中にいる人が少し前の自分だと気づいたときも衝撃だった。

どの作品が、どうだったと、感じるのは人それぞれですが、
ひとつひとつに強い芳香があり、密なる空気がブースブースで隣り合っている空間は圧倒的でした。
細かい感想は避けますが
空気が濃くて見終わったころには精魂尽き果て気味だった。





御夕飯は友人の叔父さんおススメの韓国料理やさんに行きました。
熱!辛!旨!の三拍子が揃った、実に刺激的で美味しい夜となりました。
色々な話をしたけれど、当面は
「美味しいものと素敵なショップを開拓しながら、卒論に熱をあげましょう。」ということでまるっと2日間終了です。



ぐるっとパスを買おうかしら

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