2008年6月15日日曜日

七色ボディ~仕事の流儀~

スマステで、日記をつけることの有用性を専門家の先生が説かれていたようです。
ついですね、今日のことを「明日書こう」と流してしまって、でも「明日」になったらやっぱり「明日」のことがあって、
結果「今日」も「明日」もうやむやにしていた自覚が最近あります。
このブログを日記にするつもりはあまりないんですけれど
書こうと思ったことはその時書いてこそ、ですね。

というわけで、

今日は嵐のコンサートに行ってまいりました。
おほほ、いきなり笑
いえね、
前々から
「日本に生まれたからには死ぬ前に一度、ジャニーズエンタテインメントのコンサートなるものに行かなくては」と考えていたのです
計らずも、今日、叶ってしまいました。
未練がひとつ消えた。
まず、特筆すべきは集いに集った女性の量でしょう。
東京ドームの4階席まで、まるで人がゴミのように(ムスカ)おりました。
東京ドームにはこの一年で5回位出向く機会があったのですが
同じ空間とはよもや思えませんよ。
出現した巨大スクリーン、いいのか悪いのかわからないお城を模した舞台装置、人を吊って移動する恐ろしい気球、客席上を通過する舞台・・・
強いて言えば
夢の国ネズミーランドの、
ファミリー感を排除し、その部分に女のギラギラしさと果てないキラキラを盛り込んだ空間とでも言いましょうか。
“アイドル”という生き物の存在を今日目の当たりにしました。
褒め言葉です。ミュージシャンではなくて、アイドルなんです。
歌って踊れる、トークもできるし笑いもとれる、度胸もあれば顔もいい、
それだけでは“ただの人”に過ぎないかもしれませんが、
う~~ン、奴等は違うんだ。
人が押し寿司の様に詰め込まれた会場に、どれほどの人数がいたのか検討もつかないんですけど
確実なことは皆一様に「嵐」に会いにきているということ。
たった5人の小さな体に莫大なチケット代が動く。
一歩冷静な視点で空間を眺めていた私ですが
5人がでてきた瞬間、その異常さに改めてぎょっとしましたね。
彼らがどれほどに特別な存在だというのか、、、
3時間休むことなく
歌い、踊り狂い、時には空を舞い云十メートルの高さでくるくると回りサービスしてみせる、ねずみーランドのパレードを模した乗り物で現れればぎょっとする(重そうな)衣裳で歌い踊る、会話をし人を楽しませる(あ、生田斗真君が登場しました)、環境保全をきちんと訴え、「勇気」や「希望」を恐れず口にする。
尊敬するよりないです。ありゃあ
ただ体を揺らしペンライトをがつがつ振っていただけの私が精魂尽きたのですから、彼らのエネルギーを考えると頭なんて上がりません。
自分達が“アイドル”であることを理解しているんだと心底感じました。
桜井君なんて、小指を骨折し腰を打撲しているそうですが、そんなことおくびにも出さず踊り、私達を本気で盛り上げようと声を張り上げてくれる。
あれだけのテンションを維持してゆくのも、
自分に自信をもち(或いは持っているように見せかけ)、ナルシズムに浸るのも
やっぱりただの人間にはできないことです。
きっと、彼らはものすごい格好悪いことをしたって格好いいんだろうなぁ。
それは例えば
トイレでクソをしていても、お仕事よ、格好よくみせてと言われれば、すばらしく格好よくクソをしてくれるんだろう、と私に思わせる格好よさです。無茶苦茶な話ですが。つまり感覚として。
日常、ああいう歌を全く聴かない私には
こそばゆい部分もありますが、会場の人々が大口を開け一心に「ラララ」と歌う、
これこそ「歌」の姿かもなあと、やはり大口を開け歌いながら思いました。
それをさせるだけのパワーを、20代の5人の生身がもっていることも。
元々その気さくさと気取らない身近さに好感を抱いていた嵐。
今回コンサートに出向き、その人間離れした生の姿に「身近さ」は一切感じませんでしたが
改めて、敬愛すべきいい子達だなあと思っています。
屁理屈抜きに言えば、好きだなあと。
そんなこんなで、理屈っぽいことを考えつついたわけですけどもね、
何だかんだ言っても、楽しくて熱い、に尽きる!エンターテインメントな夜でした!
お勧めします。
死ぬ前に、 ジャニーズ。 笑

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